【子供アスリートへの声がけに困ったら】
子どもが練習を終え、帰り道。
今日の練習どうだった?
「うーん、普通かな」
普通ってなに?やる気あるの?!あの練習はやったの?!
できたの?!ガミガミガミガミ・・・
ちゃんとやってるよ・・・(黙る)
私がよくやってしまうパターンです。
夜遅くまで練習をしてお腹もペコペコで疲れている子供への尋問。
自分が逆の立場だったら・・・めっちゃ嫌だし(泣)
わかっているけど、一言始まると止まらなくなってしまう私。ちょっと子供との接し方を勉強してみようと思いネットで子供のスポーツに関する本を検索してみました。
子供スポーツに関する書籍はたくさんあります。どの本のタイトルも魅力的で、何を選べば良いのかわからなかったので、試合でのミスが続いていたこともあり「スポーツの本番に強くなる!」という言葉に惹かれ、こちらの本を購入してみました。
清水利生さん著書【スポーツの本番に強くなる!子どもメントレ】
こちらの本はスポーツをする子供のメンタルトレーニングを実例をもとにいくつか紹介している本でした。内容はどれも親が子供に声掛けをすることで出来るメンタルトレーニングでした。またスポーツにおいてだけでなく、子供たちの将来にも役立つ、自己肯定感が上がるメンタルトレーニングの内容がぎゅと詰まっていました。スポーツをやっている子供を持つ親にとってはどれも「あーーあるある!」といったことが書いてあるので、我が子に当てはめながら読むことが出来たのでとても読みやすくわかりやすかったです。
内容はどれもドキッとされるものばかり。「あ~私もこれやっちゃってるなぁ…」という内容も多く改めて考えさせられました。中でも私が「そうだな」と感じた言葉がこちら。
①自分の持っている感覚が、サポートする人にそのまま当てはまるとは言い切れない
②緊張は取り除くものではなく、受け入れるもの
③大人の固定概念で縛りつけず大きな可能性を信じてあげること
①私も小学生のころからバレーボールに打ち込んでいて、どちらかというと強気な選手でした。なので消極的な娘の姿を見るとどうしても自分の感覚を子供にも押し付けがちになってしまい、「まだ練習に熱心に慣れていない!」とか「もっと自分を追い込んで練習しないと!」など口うるさく言ってしまっていたのでここは反省しました。まずはもっと「娘の感覚」を理解してあげようと思います。
②「緊張して思うように出来なかった」と試合後娘から聞いたりすると、「自信がないから緊張するんじゃない?練習が足りてないんじゃない?」と娘に言っていたこともあった私。緊張なんて本番や試合で誰しもが感じるもの。私だって仕事や学校行事で人前に出るだけでとても緊張します。大切なのは緊張した状態でいかに最高のパフォーマンスができるか、ということが書いてあり、なるほどなと思いました。緊張を受け入れて最高のパフォーマンスをする。本の中ではそのメンタルトレーニングについて書かれていしたので私も実践してみようと思います!
③本書の最後はこちらの言葉で締められているのですが、本当にそうだなと思いました。思うような結果が出ないと「この子にこのスポーツは向いていないのかな」とか「もう辞めた方がいいのかな」などつい考えてしまいがちな私ですが、まだ小学生の娘はこれからの人生の長さを考えるとまだまだ可能性は広いな!と考えることができました。大人の勝手な判断で子供の可能性を削ってしまわないようにこの言葉を忘れないようにしようと思いました。
子供のスポーツに関する本はたくさんあったので、これからも色々な本を読んでみようと思います。
頑張れ娘!頑張れ私!
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