【結局大変なのは変わらないけれど・・・】
まだ娘が幼児期の頃。
土日は私は仕事が休みでも、夫は仕事。いつも私ひとりで子供と休日を過ごしていました。
私の場合、休日の過ごし方と言えばとにかく【子供と家の外に出る】こと。最初は近所の公園に遊びに行ったりしていましたが、ちょっと遠くの公園に足を延ばしたり(車は持っていなかったので電動ママチャリに子供を乗せて)、ひと駅電車に乗って出かけてみたりと行動範囲は徐々に広がり、あちこちお出かけをしていました。
ワンオペで子供を連れての外出はめちゃくちゃ大変です(笑)
歩いてすぐの公園や家の敷地内でちょっと遊ぶくらいなら大したことないかもしれませんが、子供としっかりお出かけしようと思ったらまず事前準備からスタートですよね。水筒、食べ物を準備して、オムツやおしりふき、服が汚れたときの着替えにタオル、寒くなったら着させるための上着、外で遊べるおもちゃなどなど用途に合わせてバッグに詰めます。お弁当を持って昼間は公園で1日過ごそうなんて日は更にレジャーシートやワンタッチテントなど山岳部並みの荷物を背負って子供と出かけていました(笑)帰ってくる頃にはもうヘトヘト!
重たい・・・
でも、どうしてそこまでして子供と外出していたかというと、私自身が家の中でずっと子供とふたりっきりで過ごすのが結構苦痛だったからです。テレビをゆっくり見れるわけでもなく、眠たくなったら寝れるわけでもなく、狭い空間でワーワー騒ぐ子供と過ごすことが辛かったのです。じゃあ外に出れば楽なのかというとそういうことではないのですが、家の中にいる苦痛と外にいる苦痛を比較して私は外の方が自分には合ってるなと思いそうしていました。
その頃の私は公園でパパママ子供で遊んでいる家族を見ては、『大人がもうひとりいていいなぁ』とよく思ったものです。
荷物も分散して持てるし子供の相手も順番で出来るし。もうひとり大人がいてくれたら私も楽なのにな。
それでも外に出て遊ぶ魅力は私にとっては大きかったです。子供が元気よく走り回って笑って遊ぶ姿は今ではたくさん写真に残っています。
当時は毎日が必死で1日を乗り切ることで精いっぱいだったけど、今こうして振り返ってみると頑張ってて良かったな
いままさに、当時の私と同じような状況のママはたくさんいると思います。
子どもと過ごすワンオペ休日、大変ですよね。ただ子供と過ごすだけなのに、辛いし涙がでることだってありますよね。ママって本当にすごい。よそからは見えないところの頑張りが子供たちや家族を支えている!そのママの頑張りは間違いなく子供にすばらしい宝物を残せてあげれていると思いますよ!
頑張っても頑張っても孤独で報われない気がしていつも落ち込んでいたあの頃の私。
今では娘達も小学5年生と2年生。最近、ふと昔の写真(上記のような)を見ては「あの頃頑張ってた自分偉いな」と自分で思います(笑)また、大変だったけど、頑張って良かったなとも思います。思いますというか、「そう思える」という感じです。
そういえばあの頃の私は誰にも努力を見てもらえていないようで孤独だったけど、唯一自分の母親からは色々な写真を送るたびに「頑張ってて偉いね。子供たちに大切なもの残せてあげてるね」と言ったメッセージがきていました。それが励みになっていたし、それがあったから頑張れたかな。だから私も世の中の同じように頑張っているママに心から言いたいのです!「頑張ってて偉い!子供たちに大切なもの残せてあげてるね!!」
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