私は完全ワンオペなので、姉妹のどちらかが風邪を引いた時に家庭内で子供同士完全にを離して看病や育児が出来ませんでした。特に子供の年齢がまだ低いほどワンオペで完全に子供同士を分離させて生活するのは難しいですよね。当時の私はそれでも感染を防ごうと必死で、我が子に対して「マスクして!」「一緒のおもちゃで遊ばないで!」「2人で遊ばないで!」など無理なことをよく言っていました。もちろん幼い子供にそのようなことが出来るはずもなく、でも感染を防ぎたいことばかり考えている私は出来ないことにイライラ…こんな時は「大人がもう一人いてくれたら、子供一人ずつ見てあげられるのに」と何度も思いました。
そんな数年を過ごしている間に、私の気持ちにも徐々に変化が現れました。
まずは「ワンオペで子供の家庭内分離は無理だな」という結論に至りました(笑)
そして出た答えが「普段通りの生活をしながら最大限予防する」ということです。
これは諦めの気持ちとかではなく、ワンオペ育児で何度も子どもの病気を乗り越えてきた中で出た答えでした。なぜなら、お姉ちゃんまたは妹が風邪を引いても、妹またはお姉ちゃんに風邪がうつらなかったことも何度かあったからです。(もちろん見事移った時もありますので誤解のないように!)
だからといって何も対策をしなかった訳ではありません。私はマスク、手洗いうがいの徹底をしますし家の中はこまめに換気。風邪を引いた子供が生活した周辺は消毒で拭き取るなど、出来る範囲でやっていました。食事の時は同時にはテーブルにはつかないようにもしました。あとは同じリビングに布団を敷いて風邪を引いた方の子供を寝かせて、もう一方の子供もリビングで過ごし、私も家事を進めていました。熱があっても元気な時は子ども同士で普段通りリビングで一緒に遊んだりもしていました。(マスクして~とは声がけしますがしてくれたりしてくれなかったり…)
こうして、できる範囲で「いつも通りの生活」を心がけることで私のストレスはだいぶ減りました。移るときは移るし、移らないときは移らない。対策をしたうえで、あとは普段通り過ごす!我が家ではこのスタイルが一番合っているようです。風邪を引いているからと言って無理に別の部屋でひとりで過ごすより、元気があるのなら(熱があっても元気という子供あるある)同じ空間でおしゃべりしたりして過ごす方が早く回復する気すらします(笑)
もちろん高熱でぐったりしている時などは静かな部屋で寝かせたりします。あくまで熱はあるけど元気は元気。という時です。インフルエンザ、コロナ感染中も基本はこのスタイルでした。
子供が風邪をひくと、心配で親も心労が増えますよね。
まだ子供たちを分離させようと必死だった時の私も、子供の風邪が治った頃には心身ともにヘトヘトになっていました。家の中はぐちゃぐちゃになるし。ただでさえ大変なワンオペ育児の中、子供が風邪を引くともう手が回らない!無理!と私も何度も思いました。出来るのならば、ピリピリしていたあの頃の私に「無理して子供同士を離さなくてもこれで良いんだよ」と言いに行ってあげたいくらいです(笑)
子どもが風邪をひいた時こそ「普段通りの生活」をちょっと心がけること。
私はこれで乗り越えています!
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